日本通運は5月24日、現地法人の日通国際供応鏈管理(上海)が中国上海市の青浦工業園区内に新倉庫を建設すると発表した。
<新倉庫イメージ>

<4月25日に開催された定礎式>

新倉庫は3階建てで、倉庫面積は2万4000m2。既存倉庫の敷地内に建設し、2020年3月の開業を予定している。
上海市西部に位置する青浦工業園区は、1995年に開設された上海市の重点支援市レベル工業園区で、電子、バイオ、ハイテク企業が集積していることに加え、上海市の中心部まで50分圏内という好立地。
また、生産地として発展中の江蘇省各都市と上海を結ぶ高速道路に隣接しており、物流の戦略地域として倉庫需要が高まっている。
日通国際供応鏈管理(上海)では、同地域での国内販売物流、製造物流(ジャストインタイム納品)、空調施設を利用した保管・配送など、あらゆる物流ニーズに応えるため倉庫の新設を決定した。
■新倉庫の概要
住所:中国上海市青浦区新技路168
構造:鉄骨・鉄筋コンクリート造 3階建て
敷地面積:4万5000m2
倉庫面積:2万4000m2(既存倉庫と合計で3万9000m2)
主要設備:高床ホーム、ドックレベラー、24時間警備
開業予定:2020年3月