三菱ガス化学は6月14日、ホルムズ海峡付近で被災した関連会社の国華産業が運航するケミカルタンカー「KOKUKA COURAGEOUS」の状況を発表した。
KOKUKA COURAGEOUSは、サウジアラビアとカタールから東南アジアに向けてメタノールを運搬中に被災した。船には2万5000トンのメタノールを搭載していたが、被災によるメタノールの流出は無く、各顧客へのメタノールの納入について個別に協議を進めているという。
なお、KOKUKA COURAGEOUSを除く三菱ガス化学のメタノール供給体制、物流には特段の支障は生じておらず、日本向けを含む供給に特段問題は無いとしている。