センコーとランテックは6月26日、日本物流団体連合会から第20回物流環境大賞の物流環境特別賞をそれぞれ受賞したと発表した。
<右から旭化成ホームズ今井敏之物流部長、日本物流団体連合会の田村修二会長、センコー嘉永良樹副社長>
<右から日本物流団体連合会の田村修二会長、ランテック 山中一裕社長>
センコーでは、旭化成ホームズと共同で取り組んだ「住宅部材の輸送車両大型化による輸送効率化の取り組み」が受賞した。
これは、兵庫県と愛知県間の内装材輸送について、輸送車両を大型トラックからトレーラーへ転換し、トラック台数を削減することで、輸送効率を向上させ、ドライバーの省人化や環境負荷を低減したことが評価されたもの。
ランテックでは、「冷凍・冷蔵食品の小口混載便の車両大型化によるドライバー
不足と環境負荷低減への対応」が受賞した。
これは、九州と関西、中部、関東間の冷凍・冷蔵食品輸送について、輸送車両を大型トラックからセミトレーラーへ転換し、トラック台数を削減することで、ドライバーの省人化および環境負荷の低減を実現させたことが評価されたもの。また、ドライバーが日帰りできるよう各輸送ルートの中継地点では、ドライバーの交代も行うなど、働き方改革にも取り組んでいる。