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キユーピー/異業種3社共同幹線輸送等で、大賞受賞

2019年07月12日/SCM・経営

キユーピーは7月9日、「サプライチェーン イノベーション大賞2019」の「大賞」を受賞したと発表した。

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キユーピー は2018年に「異業種3社による共同幹線輸送」「伊藤ハム米久ホールディングスとの鉄道コンテナの共同活用」「繁忙期(夏期・年末年始)における翌々日配送の実施」といった取り組みを実施しており、これらが総合的に評価され受賞に至った。

受賞につながった取り組みのうち、「異業種3社による共同幹線輸送」では、2018年8月からキユーピー、ライオン、日本パレットレンタルの3社で、船舶による共通トレーラーを利用した共同幹線輸送を実施。

車両の有効活用やドライバーの労働環境改善を実現したほか、個社単位での輸送時と比較して62%以上のCO2排出量低減を実現した。

また、「伊藤ハム米久ホールディングスとの鉄道コンテナの共同活用」では、グループ会社のキユーソー流通システムが関東~九州間で使用している鉄道用冷凍コンテナを、2018年12月から伊藤ハム米久ホールディングスと共同で活用。

従来の課題だった復路(九州から関東)の荷物が少ない点について、伊藤ハム米久ホールディングスの商品を積載することで、往復実車率を97%、積載率を100%に改善した。

「サプライチェーン イノベーション大賞」は、製・配・販連携協議会が、国内でのサプライチェーン全体の最適化に向け、製・配・販各層の協力の下、優れた取り組みを行い、業界をけん引した事業者に対し、その功績を表彰するもの。

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