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キユーピー/タイとインドネシアで生産ライン増強、増築等で生産能力拡大

2025年01月10日/生産

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キユーピーのグループ会社であるキユーピータイランド(KEWPIE (THAILAND) CO., LTD.、タイ国)とキユーピーインドネシア(PT KEWPIE INDONESIA、インドネシア共和国)は、各既存工場内に新設した生産ラインを稼働し、2025年1月から本格的に生産を開始すると発表した。

<キユーピータイランド既存工場内の新棟>
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<キユーピーインドネシア既存工場の増築部>
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タイ、インドネシアでの生産能力の増強により、アジアパシフィックにおけるマヨネーズやドレッシングの需要増加に対応し、市場を深耕するとしている。また両拠点ともに、東南アジアではグループ初の一般見学スペースを設けた(見学開始時期は未定)。顧客との新たなタッチポイントを創出し、食育活動を通して新たなキユーピーブランドのファンづくりを目指す。

<キユーピータイランド既存工場内の新棟>
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<キユーピーインドネシア工場全景(奥の2階建て部分が増築部)>
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キユーピータイランドではオセアニア地域を中心とした輸出事業が好調で、2023年度のマヨネーズ類の輸出実績(売上金額)は2019年度比で3倍以上に急成長している。急拡大する輸出需要に加え、今後も伸長が見込まれるタイ国内の需要にも対応するため、今回東南アジアで初となる高速充填ラインを導入し、従来の約2倍の生産スピードを実現した。

また、同工場では2018年から太陽光パネルを設置し、CO2の排出削減に努めてきた。今回、新棟の屋上に太陽光パネルを設置し、工場全体の再生可能エネルギーの割合を約25%(2022年度実績)から約35%(2025年度予定)に引き上げる。

■工場概要
「タイ工場」
所在地:タイ国 ラーチャブリー県
生産能力:マヨネーズ類は年間約3万6000t
(既存棟:1万8000t、新棟:1万8000t)

「インドネシア工場」
所在地:インドネシア共和国 西ジャワ州ブカシ県
生産能力:年間約1万9500t(既存ライン:7500t、新設ライン:1万2000t)

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