TOYO TIREは7月12日、昨年末に拡張した米国のタイヤ製造工場(TNA)新棟建屋に、空いている残り半分のスペースに生産設備の導入を決めたと発表した。
<米国タイヤ工場全景>

新工場棟の生産容量は年産240万本(乗用車用タイヤ換算)だが、新たに年産120万本増強するもので、投資額は約70億円、2020年9月より生産設備の導入開始予定で、2021年1月より生産稼働の計画。
今回の増強に伴い、約120名の従業員を新規に雇用する予定。
北米自動車市場におけるピックアップトラックや大型SUV車両の販売が堅調なため、2020年以降も引き続き、これらのカテゴリのタイヤは堅調な需要拡大と供給期待が見込まれているため。