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ラサール/神戸市西区に最大4.7万m2の物流施設建設

2019年07月16日/物流施設

ラサール不動産投資顧問は7月26日、組成した特定目的会社を通じて、神戸市西区の物流施設開発用地を6月27日に取得したと発表した。

<神戸テクノ・ロジスティックパーク(提供:神戸市)>

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<周辺地図>

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<広域地図>

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敷地面積は2万4000m2で、ここに延床面積3万3000m2~4万7000m2を想定した施設を建設する。

施設形態は、リーシング活動を行いながら今後のテナントニーズを踏まえて決定する方針で、2021年9月頃の竣工を予定している。

計画地は、神戸市西区の「神戸複合産業団地(神戸テクノ・ロジスティックパーク)」内に立地し、24時間365日のオペレーションが可能。

昨今の関西内陸地での旺盛な物流需要によって、ここ数年で急速に発展しているエリアで、神戸淡路鳴門自動車道・山陽自動車道「神戸西IC」から1km、神戸港・三宮から30分、大阪中心部へ1時間でアクセスできる。

京都方面へは山陽自動車道から2018年に開通した新名神高速道路(神戸JCT~高槻JCT間)ルートと、従来の中国自動車道・名神高速道路ルートの2ルートから選択可能。

高速道路網に恵まれた西日本広域の物流をカバーできる立地で、周辺には医療品関連や、自動車関連、小売業、食品などの企業の工場や倉庫が集積。内陸で地盤も強固なため、テナント企業のBCP(事業継続計画)対策にも対応可能だ。

ラサール不動産投資顧問の永井まり執行役員は、「この物件は、関西圏・西日本全域へのアクセス優位性と、内陸で強固な地盤を有するBCP対策の優位性を生かし、物流効率化に大きく貢献し得る高機能な立地。企業の物流効率化で、物流適地に立地する近代的物流施設へのニーズが高まっており、増加する物流需要を不動産の面から支えることは、マーケットの発展に寄与すると考えている。ラサール不動産投資顧問は、今後も企業の戦略的物流拠点となる適地を見定め、テナント企業活動のニーズに柔軟に応える物流施設開発を積極的に進めていく」とコメントしている。

■物件概要
所在地:神戸市西区見津が丘5
敷地面積:2万3862.75m2
所有者:神戸西プロパティー特定目的会社
延床面積(想定):3階建て3万3000m2~4階建て4万7000m2
用途:物流施設
取得日:6月27日
竣工:2021年9月頃(予定)

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