資源エネルギー庁が9月30日に発表した8月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1114万kl(前年同月比9.5%減)となった。
輸入量 | 中東依存度 | |
量/比率 | 1005万Kl | 97.6% |
前年同月比 | – 12.8% | – 2.4% |
輸入先国は、量が多い順にアラブ首長国連邦(505万kl、10.9%減)、サウジアラビア(432万kl、2.6%減)、クウェート(61万kl、18.1%減)、アメリカ合衆国(37万kl、233.1%増)、カタール(36万kl、22.8%減)となっている。
中東依存度は94.8%で、前年同月と比べ0.2ポイント増と2か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1052万kl(16.0%減)と3か月連続で前年を下回った。油種別にみても、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油およびB・C重油すべてで前年同月を下回った。
燃料油の在庫は929万kl(7.6%減)と4か月ぶりに前年を下回った。油種別にみると、軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、灯油、A重油およびB・C重油は前年同月を下回った。
石油統計速報/6月の原油輸入量8.7%減、中東依存度96.4%