住友倉庫が8月7日に発表した2020年3月期第1四半期決算によると、売上高471億3500万円(前年同期比6.9%増)、営業利益26億3100万円(38.2%増)、経常利益38億8400万円(24.7%増)、親会社に帰属する四半期純利益24億9000万円(12.0%増)となった。
物流事業の売上高は385億3200万円(6.7%増)、営業利益は26億4900万円(7.6%増)だった。
倉庫業では、文書等情報記録媒体の取扱いが堅調に推移し、倉庫収入は65億2100万円(2.3%増)となった。
港湾運送業では、一般荷捌とコンテナ荷捌が増収となり、港湾運送収入は93億7300万円(2.4%増)となった。
国際輸送業では、国際一貫輸送とプロジェクト輸送の取扱いが増加し、海外子会社も増収となったことから、国際輸送収入は102億9600万円(9.1%増)となった。
陸上運送業とその他業務では、Eコマースに関連する輸送の取扱拡大に伴い陸上運送収入が増収となったことから、陸上運送ほか収入は123億4100万円(10.6%増)となった。
また、海運事業では、コンテナと在来貨物の輸送数量が増加したことから売上高が63億2700万円(10.5%増)と増加したが、海運子会社の春季海上運賃改定が反映されていないため、1億4400万円の営業損失(前年同期は4億7900万円の損失)となった。
通期は、売上高1920億円(3.1%増)、営業利益108億5000万円(23.4%増)、経常利益131億円(16.0%増)、親会社に帰属する当期純利益88億円(27.3%増)を見込んでいる。
大東港運 決算/3月期の売上高6.3%減、営業利益38.2%減