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名村造船所/25万トン型鉱石運搬船「AKAGISAN」引渡し

2019年08月29日/IT・機器

名村造船所は8月29日、佐賀県の伊万里事業所で建造していたERICA NAVIGATION向けの載貨重量25万トン型鉱石運搬船「AKAGISAN」を引渡した。

<AKAGISAN>

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新造船は、西豪州積みの最大船型となる「WOZMAX(ウォージーマックス)」の第二世代型。7ホールド・7ハッチを採用し、第一世代型よりも積付の柔軟性と荷役効率を向上させている。

また、最新の国際条約の要件を適用した最新鋭の船型で、推進性能や操縦性能を考慮しつつ船首形状最適化による実海域性能をバランスさせた船体形状を採用。

独自開発の「Namura low Control Fin」や「フィン付き舵(Rudder Fin)」を装備し、推進性能の向上と燃料消費量の低減を図っているほか、最新型の高効率プロペラと低摩擦型船底防汚塗料を採用し、推進性能を向上させている。

そのほか、バラスト水処理装置やSOx(硫黄酸化物)スクラバーの搭載によって環境規制への適合を図っている。

■AKAGISANの主要目
全長:329.95m
幅:57.00m
夏季満載喫水:18m
総トン数:13万6199トン
載貨重量:25万127トン
主機関:MAN B&W 7G70ME-C9.5 1基
定員:25名
船級:日本海事協会(NK)
船籍:リベリア

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