名村造船所は3月25日、佐賀県の伊万里事業所で建造していた日本郵船向け「SG SUNRISE」を引き渡したと発表した。21万1000トン型LNG/MGO二元燃料ばら積み運搬船の第1番船となる。
「SG SUNRISE」は、LNGを主燃料とする推進機関等を採用。従来の重油を燃料とした場合に比べ、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)や窒素酸化物(NOx)の排出量を大幅に削減する。
名村造船所は、環境負荷低減を経営の最重要課題の一つとし、次世代燃料船の開発・建造にも積極的に取り組む姿勢。
■主要目
全長:299.92m
幅(型):50.00m
夏期満載喫水(型):18.60m
総トン数:11万2097総トン
載貨重量:21万1474重量トン
主機関:MAN B&W 6G70ME-C10.5-GI-EGRBP 1基
定員:28名
船級:日本海事協会(NK)
船籍:日本
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