名村造船所は10月29日、佐賀県の伊万里事業所で建造していた日本郵船向け「SG HORIZON」を引き渡したと発表した。21万1000トン型LNG／MGO二元燃料ばら積み運搬船の第2番船となる。
＜SG HORIZON＞
「SG HORIZON」は、LNGを主燃料とする推進機関等を採用しており、従来の重油を燃料とした場合に比べ、地球温暖化の原因となる二酸化炭素（CO2）、大気汚染の原因となる硫黄酸化物（SOx）や窒素酸化物（NOx）の排出量を大幅に削減している。
名村造船所は、環境負荷低減を経営の最重要課題の一つと位置付けており、次世代燃料船の開発・建造にも積極的に取り組むとしている。
■主要目
全長：299.92m
幅（型）：50.00m
夏期満載喫水（型）：18.60m
総トン数：11万2098総トン
載貨重量：21万1593重量トン
主機関：MAN B＆W 6G70ME-C10.5-GI-EGRBP 1基
定員：28名
船級：日本海事協会（NK）
船籍：日本
名村造船所／18.2万トン型ばら積み運搬船「GLOBAL FUTURE」が竣工
