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カトーレック/岡山県早島町に1.5万m2、4温度帯物流センター竣工

2019年09月05日/物流施設

カトーレックロジスティクス事業本部は9月5日、岡山県早島町に4温度帯物流センターを8月29日に竣工したと発表した。

<早島物流センター外観>

20190905katorec1 - カトーレック/岡山県早島町に1.5万m2、4温度帯物流センター竣工

<早島物流センターの空撮>

20190905katorec2 - カトーレック/岡山県早島町に1.5万m2、4温度帯物流センター竣工

立地は、山陽自動車道と瀬戸中央自動車道の早島ICから約1kmに位置している。京阪神・四国・山陰の各エリアから約2時間でアクセス可能。国際貨物にも対応可能な、 水島港国際コンテナターミナル及び岡山空港にも近距離だ。社会的に労働力の減少が顕著な中、早島町の人口は増加が続く稀有な地域で、安定した労働力の確保が期待される拠点としている。

センターは冷凍・冷蔵・常温・定温の4温度帯に対応した総合物流センター。TC (通過型センター)機能とDC(保管型センター)機能を兼ね備え、高度化する食品サプライチェーンのニーズに対応している。

食品の共同配送拠点として、また、冷凍・冷蔵食品の入出庫・保管・流通加工・仕分け・輸配送等一貫したサービスを提供するセンターとして、 既に一部の業務を開始 している。

冷凍・冷蔵・常温・定温の4温度帯に対応したTC及びDCであることに加え、自社の輸配送ネットワークを活用することで、徹底した品質管理の下、商品に最適な各温度帯の共同配送を実現する。

センターに入荷した複数の食品メーカーの商品は、DASによって納品店舗別に仕分けられた後、配送ルート毎に複数店舗に効率よく配送されるため、物流のローコスト化に貢献する。

また、各納品先に於いては一括して商品の受け入れが可能なため、業務の負担軽減が図れる。

■概要
名称:カトーレック岡山支店 早島物流センター
所在地:岡山県都窪郡早島町大字早島字2664-1
アクセス:瀬戸中央自動車道 早島ICより約1km
構造:鉄骨造2階建 2階フロアへの車輛専用スロープの設置により直接進入可
敷地面積:1万5693m2
延床面積:1万5671m
用途:冷凍、冷蔵、定温、常温
設備仕様
 事務所・休憩室:770m2
 倉庫部:1万1842m2
低温エリア 冷凍2360m2、冷蔵1727m2、計4087m2
定温エリア 3399m2
常温エリア 4389m2
ドッグシェルター:30基(低温12基+定温18基)
エレベーター:1基
 低温自動ラック:1998底面
 DAS:1800座席
 洗浄機:1基
 監視設備:各以上監視センサー、温度センサー(データ蓄積型)

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