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住友商事/鉄道貨物輸送に期待、鉄道用車輪・車軸企業に追加出資

2019年09月13日/生産

住友商事は9月10日、日本製鉄と2011年に共同で買収した米国の鉄道用車輪・車軸製造メーカーであるStandard Steel社の株式を日本製鉄の持分から追加で取得し、出資比率を20パーセントから35パーセントに引き上げたと発表した。

鉄道貨物輸送は、環境負荷が低く、長距離大量輸送が可能なため、北米における鉄道貨物輸送量は年率2~3パーセントの成長が予想されており、年間新造貨車数は継続して4万両を超える見込み。世界最大級の鉄道市場である北米では、今後も鉄道用車輪・車軸の堅調な需要が期待できる、としている。

住友商事は、北米を重要な鉄道市場と位置付けている。Standard Steelへの経営に従来以上に深く参画することで、Standard Steelの事業成長に貢献すると共に、北米鉄道市場での住友商事のプレゼンスおよび顧客への付加価値を高めていく。

■Standard Steel社概要
所在地:(本社・工場)米国ペンシルバニア州
事業内容:鉄道用車輪および車軸の製造・販売
株主構成:日本製鉄 65パーセント
  住友商事 35パーセント
従業員数:約600名(2019年8月末時点)

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