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外務省/マラウイ共和国の物流円滑化へ無償資金協力

2019年10月10日/国際

外務省は10月9日、アフリカ南東部にあるマラウイ共和国の首都リロングウェ市で、供与限度額8000万円の無償資金協力「リロングウェ市幹線道路改修計画(詳細設計)」に関する書簡を交換した。

この協力では、モザンビーク北部沿岸~内陸国に至るナカラ回廊上にある首都のリロングウェ市内を走る国道1号線で、リロングウェ川を渡る橋梁の掛け替えと、2車線から4車線への道路拡幅を行う。

これにより、市内の交通混雑の改善を図り、広域回廊における経済活動の活性化と、マラウイ共和国の都市化を念頭においた成長の基盤整備に寄与することが期待される。

マラウイ国内の幹線道路の舗装率は約50%で、近年では大型車両の走行による道路と橋梁の劣化や損傷が問題となっている。また、リロングウェ市では都市化と人口増加に伴う交通需要の増大に対応できておらず、日常的に渋滞が発生しているため、経済活動と公共サービスの非効率や交通事故の多発が課題とされている。

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