阪急阪神エクスプレスは10月15日、IATA(国際航空運送協会)が推進する医薬品国際輸送に関する品質認証プログラム「CEIV Pharma」を、成田国際空港が主導する「成田空港コミュニティ 」の構成メンバーとして、2020年度下期の認証取得を目指すと発表した。
医薬品の輸送は厳密な品質管理が求められ、世界保健機構(WHO)策定のGDPを指針としてEUでは既にGDPが法制化、日本でも2018年12月に厚生労働省から「GDPガイドライン」が公表された。
阪急阪神エクスプレスは、GDPを包摂する「CEIV Pharma」認証を関西国際空港に続き成田国際空港で取得することにより、高度な輸送品質と安全性を保証する医薬品サプライチェーンを拡大し、より信頼性の高い医薬品輸送サービスをお届けするとしている。