ZMPは11月6日、神奈川県が推進する「ロボット共生推進プラン」に採択されたと発表した。
<追従モードを活用したCarriRo Ride 利用イメージ>
このプランは、ロボットの実用化や普及・活用を進めることで、ロボットが社会に溶け込み、いのちや生活を支えるパートナーとして活躍する「ロボットと共生する社会」の実現に向け、県が推進する取組のひとつ。
その中でCarriRoが公共の施設内での搬送という点において、作業効率の向上と作業負荷軽減を同時に実現できるロボットとして採択されたもの。
なお、物流支援ロボットCarriRoは、ZMPが開発に取り組む自動タクシーのサービス実証に代表されるZMPの自動運転技術を応用して開発された製品。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界において搬送作業の負荷を軽減し、省人化・効率化を目的として販売を実施。現在販売開始から累計140 ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点や工場を始め、ホテルなどのサービス業界と様々な分野に導入が広がっている。