LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





NTTロジスコ/137名参加、「物流センター改善報告会」を開催

2019年12月24日/CSR

NTTロジスコは12月24日、「第17回物流センター改善報告会」を11月21日から22日にかけて開催したと発表した。

<改善報告会の様子>

20191224nttlogi - NTTロジスコ/137名参加、「物流センター改善報告会」を開催

NTTロジスコグループでは、生産性・サービス品質向上のため、日頃からTPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとしたLGPS(LOGISCO Production System:ロジスコ生産方式)に基づく5S・改善活動や日次収支管理、人員相互応援等の徹底に取り組んでおり、2010年より活動の成果の報告会を実施している

今回は、「LOGISCO One Team」のスローガンのもと 「標準化のさらなる向上」「事故原因の真因追及」をテーマに、各チームと参加者の間で活発な意見交換が行われた。

上位3チームの発表内容では、1位の千葉物流センターが「-お客様、協力会社、NTTロジスコ-三位一体のその先へ」をテーマに発表。返却品の仕分け・数量カウント作業のムダに着目。顧客に協力してもらい、未使用の場合には店舗での発送時に「カンバン」貼付をして頂くことで、センターでの仕分け作業の簡素化および数量カウント作業自体を廃止しコスト削減を実現。

2位の埼玉物流センター、堺物流センター等、7物流センターでは「埼玉物流センター、堺物流センター等、7物流センター」をテーマにした。埼玉・堺物流センターを中心に全国7物流センターの作業標準化に着手。梱包作業の効率化として、ピッキング作業時から配送用段ボールを使用する作業手順を全国標準で統一し全センタの生産性向上を実現した。

3位のメディカルロジスティクスセンター (神奈川グループ)では「データに基づく現場改善」をテーマに発表。入荷予定データを用いて波動吸収した作業計画を作成。また出荷予測データから必要スペースをシミュレーションし、顧客に倉庫スペースの拡張を提案。倉庫レイアウト見直しを進め、ピッキング作業の歩行距離を50%削減した。

今後も物流センターの優れた改善施策を全社展開し標準化していくと共に、顧客の物流を進化させ続けるべく、継続的なコスト削減と高品質なサービスの提供に努めていくとしている。

■概要
日時:2019年11月21日(木)~22日(金)
場所:NTTロジスコ本社(東京都大田区平和島)
発表数:全国の物流センターから選抜された計15チーム
出席者:137名(NTTロジスコグループの役員・本社社員・物流センターの社員・契約社員・パートスタッフ)

関連記事

CSRに関する最新ニュース

最新ニュース