商船三井は1月14日、ドライバルク船顧客を対象とした情報提供プラットフォーム「Lighthouse」の運営を開始したと発表した。
<衛星画像と航海リスト画面>
<スマホ用画面>
このプラットフォームは、貨物や契約に関する情報をはじめ、本船のスケジュールや気象・海象など海上輸送に関する各種の情報を、荷主などの関係者と運航者が安全で一元的に、それぞれにカスタマイズされた形でリアルタイムに共有・確認できるサービス。
この仕組みの構築を通じて、配船の最適化や洋上在庫を含めた適正在庫の追求など、顧客のサプライチェーンマネジメントの最適化に寄与することを目指して提供を開始した。
開発には、取引先を中心にヒアリングを実施したうえで寄せられた多くの意見や要望を反映させており、今後も継続的なバージョンアップによってさまざまなサービスや機能を充実させる予定だ。
Lighthouseは「灯台」という意味で、「分かりづらい」「見えにくい」とされてきた海上輸送に光をあて、その情報を可視化するという意味を込めて命名した。