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日本GLP/滋賀県野洲市で2.0万m2の物流施設を着工、すでに満床

2020年01月30日/物流施設

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日本GLPは1月30日、滋賀県野洲市で約2万m2の先進的大型物流施設「GLP 野洲」を着工したと発表した。

<「GLP 野洲」外観完成イメージ>

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「GLP 野洲」は日本GLPが滋賀県で開発する初めての施設で、家庭用品などの総合卸企業の専用施設として、賃貸借契約の締結により着工前に満床となっている。

京滋エリア内にある「GLP 野洲」は、名神高速道路「栗東IC」から約8km、「竜王IC」から約7.6km と名阪へのアクセスに優れています。2008 年に開通した新名神高速道路(亀山JCT-草津田上IC 間)は、2023年度を目途に高槻JCTまで延伸が予定されており、2大都市圏への広域配送拠点として今後一層の利便性向上が期待されるエリアで、物流会社や荷主企業からの先進的物流施設へのニーズも増加している。

施設面では、倉庫内防火区画壁をすべて防火シャッターにするとともに、1階の内柱をRC 造、梁をS造としたハイブリッド工法を採用してブレースをなくし、搬入出業務の効率性を向上させるほか、マテハン機器等の設備導入に関するレイアウトの自由度を確保する。

日本GLPの帖佐 義之社長は、「野洲市周辺エリアは、京都の企業やメーカーの工場も数多く稼働しており、国道8号線を利用した京滋エリアへの広域配送に適した立地で、今後、物流拠点として発展が期待されている。入居企業には分散している現拠点の集約統合と拡張に最適な立地と最新の設備、機能を備えた施設であること、並びに日本GLPの物流施設の開発実績と、開発・運営で培ったノウハウも評価され、竣工前に満床となったことを大変嬉しく思っている。引き続き物流オペレーションに最適な施設開発・運営を通じて、入居企業および地域社会の発展にも貢献していきたい」と述べている。

■施設概要
施設名:「GLP 野洲」
所在地:滋賀県野洲市大篠原1610-7
敷地面積:約1万m2
延床面積:約2万m2
構造:地上4階建て(1階にトラックバースを設置)、耐震・鉄骨造
着工:2020年1月
竣工:2021年3月(予定)
認証取得:CASBEE(新築)認証(予定)

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