安田倉庫が2月6日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高347億1700万円(前年同期比0.0%減)、営業利益26億4900万円(3.3%増)、経常利益31億2200万円(4.1%増)、親会社に帰属する四半期純利益20億7700万円(11.5%増)となった。
物流事業の業績は、売上高294億2700万円(1.7%減)、営業利益24億8200万円(6.1%増)だった。倉庫施設の拡張や新設で保管料が増加したものの、海上・航空輸送の大型案件が減少したことで国際貨物取扱料が減少し、減収となった。一方、施設の稼働率向上や業務の合理化などによって、利益面は上向いた。
不動産事業は売上高57億2900万円(7.8%増)、営業利益16億3800万円(5.7%増)。既存施設の高稼働に加え、大規模な施工工事等の受託もあり、増収増益となった。
通期は、売上高469億円(1.6%増)、営業利益31億5000万円(11.4%減)、経常利益40億円(8.4%減)、親会社に帰属する当期純利益27億6000万円(1.1%減)を見込んでいる。
安田倉庫 決算/4~6月の売上高7.8%増、営業利益11.0%増