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三菱ケミカル物流/「ホワイト物流」推進運動の自主行動宣言提出

2020年03月23日/SCM・経営

三菱ケミカル物流は3月23日、国土 交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、2020年3月2日に自主行動宣言を「ホワイト物流」推進運動事務局に提出したと発表した。

自主行動宣言の主な内容は、「物流の改善提案と協力」として、協力物流事業者の物流安定化・効率化を目的に、各荷主の理解を得ながら推進するととも に、自らも積極的な提案を実施する。

「予約受付システムの導入」では、トラック・ローリーの予約システムを導入し、待機時間の削減に努める。

「パレット等の活用」では、トラック運転者の手荷役削減のためのパレット化(フォークリフトアタッチメント導入) を推進する。

「集荷先や配送先の集約」では、各荷主と協議し、集荷先の集約・更なるストックポイント活用を推進する。

「船舶や鉄道へのモーダルシフト」では、長距離トラック輸送を鉄道・船舶にモーダルシフトし、物流安定化とエネルギー原単位向上に努める。

「下請取引の適正化」では、協力物流事業者と運送に関する諸条件等を明確にし、適切な運送契約を締結する。

なお、三菱ケミカル物流は同社のメインカーゴである化学品輸送においては専門的な知識・技能が必要とされることから、トラック運転者不足はより一層深刻な状況となっている。これまでもトラック輸送の生産性向上・物流効率化の観点より様々な取り組みを行ってきたことから、この運動に賛同したもの。

今後も継続してより安全・安定・安心な物流を提供するために、三菱ケミカルをはじめとする各荷主及び協力物流事業者と密に連携し、「ホワイト物流」推進運動を推進していくとしている。

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