首都高速道路は4月22日、首都高速道路の料金所で料金の収受を行うグループ会社の料金所収受員(60代男性)が、新型コロナウイルスのPCR検査で「陽性」であることが確認されたと発表した。
この収受員は、4月22日に東京都が公表した新型コロナウイルス感染者の1人。濃厚接触者については保健所の指導の下、現在調査中。
収受員は4月17日より自宅療養中。なお、現在のところ容体は安定している。
感染確認までの経緯は、4月17日自宅にて発熱、4月19日医療機関を受診、PCR検査を受検、4月22日PCR検査で「陽性」と判明したもの。
直近2週間の勤務の状況は、4月3日及び15日は高松料金所(高速中央環状線)、4月6日は西神田料金所(高速5号池袋線)、4月9日は北池袋料金所(高速5号池袋線)、4月12日は東池袋料金所(高速5号池袋線)で勤務だった。勤務時間は全日とも当日8:30~翌日9:00。
その後の対応状況では、この収受員と濃厚接触したと推定される゛同社のグループ会社の料金所収受員等11人については、この収受員の陽性が判明した4月22日から自宅待機を指示している。
併せて、収受員が勤務していた料金所及び事務所の消毒作業を実施したところ。
料金所の運用については、4月24日9時から当面の間、高速5号池袋線北池袋料金所において、原則、ETCレーンの無線走行の車のみに限定した運用とする(その他の料金所については、この収受員と接触していない収受員が業務にあたるため、通常通り利用できる)。