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Hacobu/トラック予約受付サービス、HACCP・新型コロナに活用

2020年05月01日/IT・機器

Hacobuは5月1日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth」が、食品分野の物流拠点で行う、入出荷に関わる外来者の管理に活用できるようになったと発表した。

「MOVO Berth」は入出荷ドライバーの会社名、氏名、入退場時間、作業開始・終了時間等を記録できるとともに、事前に各団体、企業が確認したい情報を受付画面に設定することが可能となった

例えば、ドライバーの体調や輸送中の温度管理状況等について、設定した項目に同意したドライバーのみ入退場を許可することで、HACCPに基づく管理を行うことができる。

<入退場時間の記録イメージ>
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<受付画面に設定する項目のイメージ>
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改正食品衛生法によって、ことし6月から、食品の製造・加工・調理・販売などを行う全事業者に対して、HACCPによる衛生管理の義務化が行われるが、食品を扱う物流拠点にも適用される。

「MOVO Berth」の受付システムを利用しているユーザーからも「本システムをHACCP対応で活用できないか?」という問い合わせを多くいただいていたことをきっかけに活用法の公開に至った。

<新型コロナウイルス感染対策の設定画面イメージ>
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さらに、新型コロナウイルス感染対策としての活用が可能で、設定画面の設問文言を変更して、「37.5度以上の発熱がない」こと等を確認できる。

「MOVO Berth」は、クラウドベースの物流情報プラットフォーム「MOVO」のサービスで、トラックバースの予約や物流施設における入退場受付をオンライン上で管理する仕組み。

入出荷情報の共有化、車両平準化を行うことが可能で、約2500の物流拠点に導入されているという(2020年4月時点)。

■トラック予約受付サービス「MOVO Berth」
https://movo.co.jp/berth_management

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