UPSは6月9日、5250枚の医療用N95マスク(米国労働安全衛生研究所規格マスク)を東京都武蔵野市の武蔵野赤十字病院に寄贈したと発表した。
寄贈は、新型コロナウイルスのパンデミックと戦い続ける同病院で働く医療従事者が必要な個人防護具(PPE)を引き続き利用できるよう支援するためのもの。
UPSジャパンでは、従業員が社内で必要とするコロナウイルス対策のための個人防護具(PPE)を十分に確保できていることから、今後のN95マスク供給不足緩和に役立ててもらえるよう今回寄贈を行ったもの。
UPSジャパンでは必要な個人防護具(PPE)を備えるほか、ソーシャルディスタンスの慣行を含めウイルスに感染する機会を最小限に抑える方法を従業員に定期的に指導し、貨物受け取り時の顧客のサインを一時的に省略する非接触配達を実施するなどの感染対策を行っている。
UPSは世界各国の政府から「重要インフラ事業者」に指定されており、人々の命や生活を支える輸送を担っている。現在のパンデミックが続く状況において、世界49万5000人のUPS社員がエッセンシャルワーカーとして日々安全に業務を遂行しているとしている。