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川崎重工/ばら積運搬船「ULTRA VISION」を引き渡し

2020年07月01日/IT・機器

川崎重工は6月30日、中国遠洋海運集団と共同運営している大連中遠海運川崎船舶工程(DACKS、中国大連市)で、MK CENTENNIAL MARITIME B.V. (エムケー センテニアル マリタイム ビーブイ)向け61型ばら積運搬船「ULTRA VISION (ウルトラ ヴィジョン)」を引き渡した。

<ばら積運搬船「ULTRA VISION」>
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省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関を搭載するとともに、推進効率の高い形状のプロペラ、同社が開発したカワサキフィン付ラダーバルブおよびコントラフィン付セミダクトなどの推進性能に寄与する技術を採用し、燃費の向上を図っている。

主機関と発電機関の排気ガスの出口部にSOxスクラバーを搭載することで、2020年1月から施行開始されたSOx排出規制強化に対応。この装置の搭載により、規制強化後も従来の燃料油を継続的に使用できるため、燃料油のコスト低減が期待できる。

■主要目
全長:199.90m
長さ(垂線間長):197.00m
幅(型):32.24m
深さ(型):18.60m
満載喫水(型):13.00m
総トン数:3万4793
載貨重量:6万1119t
貨物倉容積:7万7539m3
主機関:MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関 1基
連続最大出力:8130kW× 108回転/分
航海速力約:14.5 ノット
定員:25名
船級:ロイド船級協会
船籍:パナマ

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