ニチレイロジは7月1日、近年台風・集中豪雨等の自然災害が多発していることや、国土交通省より通達があったことから、台風等災害発生予測時の対応について発表した。
それによると、ニチレイロジグループでは、相当な被害が予想される場合には、従業員等の安全確保と取扱貨物の保全を優先するとしている。
臨時休業や営業時間の変更を行う基準では、「鉄道の運休計画が発表されたとき」「政府、気象庁、自治体から警報・避難情報が発表されたとき」「台風の進路と規模により物流業務の遂行が困難と判断したとき」「台風等による異常気象時下における輸送の目安(国土交通省通達)」とし、このいずれかに該当し、臨時休業や営業時間の変更が必要と判断した場合としている。
また、これらが解消された場合の業務再開手順では、「従業員の安全確認と業務実施人員の確保」「物流施設、機器の機能と安全」「交通インフラの機能」を確認後、業務を再開する、としている。