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ロジクラ/スマホでのピッキングで従来比2倍の出荷量実現

2020年07月21日/IT・機器

ロジクラは7月22日、運営する在庫管理システム「ロジクラ」が、 生活に馴染み深い雑貨製品や最先端のガジェットなどを輸入し、販売するアースリボーンに導入されたと発表した。

オムニチャネル戦略を在庫管理の面からサポートし、今までベテラン頼りだった入出荷業務が、入社1日目の新人でも実施可能になったとしている。

導入前は、完全にアナログで、ネクストエンジンでピッキングリストを印刷して、それを担当者が見ながらピッキング。 出荷作業でも紙との照合なので時間もかかるし、ミスもあった。

ロジクラを導入してからは、トータルピッキングをしてオーダーごとに梱包し、紙と照合する作業がなくなったので時短になった。アナログ時代では1日500件の出荷も難しかったが、今までは1日1000件を超える日が週に2~3日に増えている。今後も出荷量が伸びてきても、問題なく対応できるとしている。

また、ロジクラを導入してからは、誤出荷はなくなったという。ロジクラで商品のバーコードを読み取ることで、機械的にピッキングや検品ができるので誤出荷がなくなる。さらに別の観点では、現場の教育という点でも、非常に助かっているという。急遽派遣の人が勤務し、ロジクラの説明が10分で終わったという。

アースリボーンでは、現在出荷量が伸びている為、今後はエンドユーザー向けの出荷は「FBA」や「RSL」などのフルフィルメントサービスへの委託を考えている。「FBA」や「RSL」を利用することで、自社倉庫での出荷件数は減るが、会社トータルでの出荷点数は増えていく。FBA、RSL、自社倉庫の3つの在庫管理が、これからの課題となってくるとしている。

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