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フェデックス/2020グローバル・シチズンシップ・レポート発表

2020年07月27日/CSR

フェデックスエクスプレス(FedEx)は7月27日、2020グローバル・シチズンシップ・レポート(GCR)を発表した。

これは、フェデックスが自社のグローバル・ネットワークを活用して顧客のビジネスを動かし、支援物資を輸送し続け、責任と柔軟さとともに世界を繋ぐ取り組みの概要を示したもの。

報告はフェデックスの会計年度2019年(2018年6月~2019年5月)における目標への進捗状況に加え、フェデックスが先進技術、先駆的アプローチ、顧客への輸送ソリューションを通じてどのように世界経済に貢献しているかを取り上げている。

それによると、フェデックス アジア太平洋地区では950人の従業員が、フェデックスのCSRプログラム、フェデックス・ケアズを通じて、560を超えるCSR活動に5470時間超を提供したとしている。

また、慈善団体セーフ・キッズ・ワールドワイド(Safe Kids Worldwide)と協力し「子どもの安全な歩行(Walk This Way)」プログラムを継続している。2019年にフェデックスのボランティア91人が、慈善団体ジュニア・アチーブメントが行うビジネスアイデアコンテスト、インターナショナル・トレード・チャレンジに426時間を提供し、830人の生徒を直接サポートした。

そのほか、オーストラリアのメルボルン空港、アースキン・パーク、レッドバンクのフェデックスのハブ施設が、環境への取り組みを評価され、グリーンスターの4つ星を授与。マレーシアに新設されたフェデックスの施設ジョホール・ステーションには、ソーラーパネルが設置された。最大 2100kWhを発電し、月間エネルギー消費量を最大15~18%節減している。

さらに、2009年度から2019年度の間に、フェデックスは CO2 排出量を累計40%削減。グローバルで従業員に1530万ドルの学費援助を実施。フェデックス全体で、総額6240万ドルの寄付を行ったとレポートで明らかにしている。

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