ヤマタネが8月7日に発表した2021年3月期第1四半期決算によると、売上高129億700万円(前年同期比7.7%減)、営業利益7億2700万円(23.3%減)、経常利益7億3800万円(21.6%減)、当期利益3億9600万円(20.3%減)となった。
物流部門の売上高は54億1600万円(2.5%減)、営業利益は4億7700万円(32.8%減)と減収減益になった。
物流部門では、新型コロナウイルス流行の影響により、国際間の移動制限や国際物流の停滞等が発生したことから、海外引越や港運通関等の国際業務は大幅な減収となった。
一方で、国内業務においては、業務用飲料等の荷動きが落ち込んだが、前年度下期に新設した営業拠点の本格稼働もあり、保管料・荷役料は増収となった。
通期は、売上高507億円(7.4%減)、営業利益22億6000万円(31.2%減)、経常利益19億6000万円(33.3%減)、親会社株主に帰属する当期利益11億4000万円(37.5%減)を見込んでいる。