地域情報サイトを運営するジモティーは8月17日、近距離での配送に特化した配送代行サービス「ジモティー便」の実証実験を東京都内で開始した。
実験では、地元で配送サービスを提供する複数の企業と提携し、依頼数を増やし近距離での配送ルートを効率化することで、「5km500円」という格安配送の実現可否を検証する。
配送エリアは東京都内が対象で、配送できる荷物の大きさは軽トラックの車両に積める大きさであれば大型の家具や家電でも配送が可能。新サービスの開始に合わせて、ジモティーでは配送パートナーを募集している。
ジモティーでは、これまで商品の配送を出品者自身が自家用車等で行うか、配送業者を手配して行っていたが、取引される商品の多くが家具や家電など大型のため、自ら輸送手段を持たない利用者にとっては配送が取引時の課題となっていた。今回、新サービスが実現することで、取引の利便性向上が見込まれる。