サントリーMONOZUKURIエキスパートは10月6日、福岡市東区にサントリーグループの新しい配送拠点「福岡アイランドシティ配送センター」を開設すると発表した。
新センターは地上4階建て延床面積4万7000m2。9月に竣工しており、10月13日から本格稼働を開始する。
複数の既存倉庫を集約し、九州地方の17倉庫を8倉庫に統合することで、配送ルートを最適化。これにより、車両の移動距離や倉庫での待機時間を削減し、環境負荷の低減や物流現場での働き方改革につなげる。
大型倉庫で保管容量も大きく、今後の人口増加も見込まれる福岡市とその近郊の配送量の増加にも対応可能。
設計を多数の商業施設などの開発・設計に携わってきた福岡地所が手がけており、同社のノウハウを生かして従業員の心身リフレッシュにつながる休憩室「オーシャンラウンジ」を設置するなど、働きやすい環境を整えた。
■福岡アイランドシティ配送センターの概要
所在地:福岡市東区みなと香椎3-7-1(ロジシティみなと香椎ノース)
延床面積:4万7000m2(4階建倉庫)
竣工:9月(10月本格稼働)
本格稼働:10月
取り扱い商品:酒類、清涼飲料各種
業務委託先:臼杵運送