明電舎は10月19日、EV事業の更なる安定と拡大を目的に、100%子会社である甲府明電舎内に建設を進めていた、電気自動車用モータの新工場が完成し、10月19日に稼働式を行ったと発表した。
この投資は、中期経営計画2020における成長投資枠の一環として行うもので、拡大するEV市場の要求に対応することを目的に、車載用モータ生産の中核工場として、生産ラインの増強により更なる事業規模拡大を目指す。
「脱炭素社会」の加速、自動車の電動化・情報化・知能化の技術が急速に進化する中、明電舎は、「電動化」に注力し、今後も車の自動化を通じて社会に貢献すべく、EV事業に注力していくとしている。
■新工場建屋概要及び設備導入
延べ床面積:約3500m2
生産能力:17万台/年(最大年間生産台数)