三菱倉庫が10月30日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高1013億8800万円(前年同期比11.8%減)、営業利益44億9500万円(32.0%減)、経常利益68億8800万円(25.2%減)、親会社に帰属する四半期純利益304億1600万円(337.9%増)となった。
セグメントごとの業績は、物流事業が売上高863億4700万円(9.7%減)、営業利益24億3600万円(39.3%減)。不動産事業が売上高158億7800万円(21.8%減)、営業利益48億4000万円(10.7%減)だった。
物流事業では、倉庫、陸上運送、港湾運送、国際運送取扱の各事業で新型コロナウイルスの影響により貨物取扱量が減少。倉庫、陸上運送の両事業は医薬品等の取扱が増加したものの、自動車部品や飲料等の取扱が減少し、売上高は倉庫事業が271億5700万円(3.1%減)、陸上運送事業が230億500万円(12.0%減)と前年を下回った。
通期は、売上高2130億円(7.0%減)、営業利益100億円(18.0%減)、経常利益142億円(15.6%減)、親会社に帰属する当期純利益376億円(217.3%増)を見込んでいる。
澁澤倉庫 決算/4~6月の売上高5.9%増、営業利益32.6%増