ESR/愛知県愛西市に6.3万m2の物流施設を竣工

2020年11月04日 

ESRは10月31日、愛知県愛西市南河田町に「ESR愛西ディストリビューションセンター」を竣工した。

<ESR愛西ディストリビューションセンターの鳥瞰>
ESR愛西ディストリビューションセンターの鳥瞰

<北西方面からの外観>
北西方面からの外観

「ESR愛西ディストリビューションセンター」(愛西DC)は名古屋市に近接する尾張地区の内陸地で、東名阪自動車道の「蟹江IC」から約7.5km、名古屋第2環状自動車道の「甚目寺南IC」より約7.0km、国道155線に繋がる愛知県道79号あま愛西線まで500mと交通アクセスに優れている。

名古屋市中心部まで15kmと近く、名古屋港22km、中部国際空港セントレアまで60km、と名古屋市の消費地(内陸・湾岸部)のみならず、東海全域、関西、関東地方への広域拠点としての条件にも恵まれている。2020年度内に名古屋第2環状自動車道の名古屋西JCT~飛島JCT(伊勢湾岸自動車道との接点)が開通予定で、高速道路の利便性がさらに向上し、名古屋港へのアクセスは約15分短縮できる見込み。

名古屋市近郊は物流施設の空室率が低く、ニーズの高いエリアで、3PLによる利用や、飲料品メーカー、e-コマースそして小売業界などの商品物流の拠点としての役割を担える好立地だ。

雇用面では、周辺に住宅地があることに加え、名鉄津島線「藤浪駅」より約1kmと徒歩通勤が可能なため、名古屋市近郊や幅広い地域から人材を確保することが容易。

<1階トラックバース付近>
1階トラックバース付近

<1階倉庫部分>
1階倉庫部分

建物は延床5万8071m2、地上4階建て・耐震構造のマルチテナント型で、賃貸面積は最小区画8186m2・最大6テナントへ賃貸が可能。

3階まで直接アクセスできる双方向のランプウェイ式で、荷物の積み下ろしのためのトラックバースは1階は低床式、3階は高床式で、1階33台、3階29台を配置している。

1階低床バースの防火シャッターはウィング車のオペレーションにも対応できるよう、高さ5.2mを確保。梁下有効高は1階6.5m、2階6.8m(一部5.5m)と標準より高い仕様。

また、重量のある大型荷物にも対応できるよう、1階は2.0t/m2、2~4階は1.5t/m2の床荷重を確保し、1~2階は2.5t、3~4階は1.5tのフォークリフトが走行可能。

<垂直搬送機>
垂直搬送機

1~2階の各区画には積載荷量3.5t/m2と5.0t/m2の荷物用エレベーター各1基と、2パレット並列搬送が可能なパレット専用垂直搬送機各1基、3~4階の各区画には積載荷量3.5t/m2の荷物用エレベーター各2基と、パレット・カゴ車兼用垂直搬送機各1基を設置。敷地内には20台分の大型トラック待機場も完備する。

また、高圧電力での電力供給により、ロボティクス、マテハン、人用空調、ハイスペックなシステム導入など多様なニーズに対応することができる。

ESRは基本理念「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」に基づき、愛西DCでは4階にラウンジ、1~3階に休憩室を設けている。通勤の利便性をサポートするため、115台分の駐車場、71台分のバイク駐輪場も確保している。

環境への取組み、BCP(事業継続計画性)対策でも、再生可能エネルギーを積極的に活用し、持続可能な物流施設の実現を目指した建築計画によりCASBEEAランクを取得。全館LED照明、断熱性の高い外壁サンドイッチ、ヒートポンプ式空調、全熱交換機、節水器具など省エネルギーの設備機器を採用し、入居企業の運営コストの低減にも貢献する。

BCP対策として非常用発電機を設置し、停電時でも最大60時間、倉庫内一部、防災センター、荷物用エレベーター一部、電動シャッタートイレが使用可能。また、日光川付近にありながら、高い造成基盤と日光川の安全対策により、津波・高潮・豪雨による浸水被害リスクの低減化を図っている。

<事務所>
事務所

<エントランス>
エントランス

<ラウンジ>
ラウンジ

ESRのスチュアート・ギブソンCEOは「愛西DCは弊社として全国で22件目、愛知県内では4件目に竣工したプロジェクト。名古屋市に近く、交通アクセスにも優れた立地と物流効率性を重視した仕様により、中部エリアで入居企業のビジネスに大きく寄与できる施設であると自負している。地域経済には雇用創出などで寄与していきたいと思っている」と述べている。

■概要
名称:ESR愛西ディストリビューションセンター
所在地:愛知県愛西市南河田町八龍5番8
敷地面積:3万3376m2  
延床面積:6万3358m2
構造:地上4階建て・耐震構造・S造
工事期間:2019年10月8日~2020年10月31日(11か月間)
用途地域:市街化調整区域(都市計画南河田工業団地地区計画)
企画設計・マスタープラン・基本計画:ESR(担当:武田 諭・鈴木 克則)
設計・施工:塩浜工業
アクセス:「車」東名阪自動車道の「蟹江IC」から約7.5km/名古屋第2環状自動車道の「甚目寺南IC」より約7.0km愛知県道79号あま愛西線まで500m
     「電車」 名鉄津島線「藤浪」駅より約1km(徒歩12分)/同「勝幡」駅より1.8m
名古屋市中心部まで15km/名古屋港まで22km/中部国際空港セントレアまで60km

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