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ESR/東扇島DCの低階層トラックバースを駐車場化

2025年01月15日/物流施設

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ESRは1月15日、神奈川県川崎市川崎区東扇島の9階建てマルチテナント型物流施設「ESR東扇島ディストリビューションセンター」(東扇島DC)のトラックバースの駐車場化エリアを低層階の2階にも拡張すると発表した。

<「ESR 東扇島ディストリビューションセンター」の夕景>
20250115esr1 - ESR/東扇島DCの低階層トラックバースを駐車場化

<位置図>
20250115esr2 - ESR/東扇島DCの低階層トラックバースを駐車場化

「東扇島DC」は1階に両面バースを備え、2階~8階はセンターバース1mの高床式倉庫になっており、トラックバースは合計565台設置。6階~8階のトラックバースは駐車場として利用可能で大型トラック車庫登録が可能となる(関東運輸局が定める基準を満たす場合に限る)。

ドックレベラーは将来対応含め各階12基まで設置可能。さらに、敷地内には海上コンテナトレーラーにも対応できるトラック待機場を計37台備えている。

東扇島地区は臨海部のため、農地に囲まれた一般的な物流施設と異なり、完成後に駐車場を増やすことが難しいエリア。そのため 「東扇島DC」の6階~8階のトラックバースは入居企業の人気が非常に高く、トラックバースの駐車場利用を目的として入居する企業も多くいる。

そこでESRは、「東扇島DC」のトラックバースの駐車場化エリアを従来の6階~8階に加え、低層階の2階にも拡張することを決定した。これにより駐車場の台数が増え、ワーカーの通勤のしやすさが向上する。

また、2階のトラックバースでも大型トラックの車庫登録ができることから、入居企業は一般貨物自動車運送事業の許可に必要な車庫を確保する事が可能となると共に、トラックを外部駐車場に駐車するために戻るなどの手間が省ける。また、出庫前夜にシャッターを閉め、安全に顧客への商品を積み、翌朝に運び出すといったことが可能で、入出庫オペレーションの効率の大幅アップが見込める。

2階のトラックバースの駐車場化工事は2025年2月に始まり、2025年7月末に完了する予定。入出庫しやすい低層階のトラックバースの駐車場化により、「東扇島DC」の付加価値は高まり、一層魅力的な物流施設へと進化するとしている。

なお、「東扇島DC」の外観は地域のランドスケープとしての美観を意識し、ランプウェイの壁面緑化や照明演出にもこだわっている。

川崎市の臨海部で物流需要の多い東扇島地区にあり、首都高速湾岸線「東扇島IC」より約1kmと東京都心や首都高速横羽線や東京湾アクアラインなど首都圏の広域交通網のアクセスに優れ、川崎港に隣接し、横浜港まで15km、羽田空港まで10kmと陸・海・空の輸送インフラも整っており、日本の物流・国際貿易・経済にとって大変重要で希少なエリアにある。また、2028年に完成予定の川崎港臨港道路東扇島水江町線により川崎内陸部へのアクセスがさらに向上する。

■概要
所在地:神奈川県川崎市川崎区東扇島21
敷地面積:7万7725m2(2万3512坪)
延床面積:34万9003m2(10万5573坪)
構造: 地上9階建 /PCaPC造 免震構造
都市計画地域:商業地域
着工:2021年3月
竣工:2023年3月31日
設計・施工: 東急建設
アクセス:(車) 首都高速湾岸線「東扇島IC」より1km
(バス) ESR送迎バス利用でJR川崎駅より約25分/ 川崎市バス「東扇島東公園前」より徒歩4分(市バス利用で当バス停まで「川崎駅前」より約40分)

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