日本通運は11月19日、現地法人のインドネシア日本通運が、10月4日を発効日として、スワルナ・ビジネスパーク内の自社施設で、医薬品の適正な流通基準である GDP(GoodDistribution Practice)の航空輸送サービスに関しての認証を取得したと発表した。
インドネシア日通では、この認証取得によりGDPに準拠した安全かつ高品質な航空輸送サービスを提供する体制を整備したの。同社のグローバルネットワークおよび輸送ソリューションを活用し、インドネシアでの医薬品産業の顧客の物流ニーズに応えるとしている。
日通は、今後も医薬品の高度化・多様化するニーズに応えるサービスを拡充し、経営計画で重点産業と位置付ける医薬品産業の取り組みを強化していくとしている。
なお、人口増加の著しいインドネシアで、医薬品産業は今後ますますの成長が見込まれている。現在、医薬品はインドネシア国内製造のシェアが高いものの、市場の拡大やニーズの多様化により輸出入の増加も見込まれ、医薬品を適正に取り扱う航空輸送サービスの需要が高まることが予想されている。
■施設概要
名称:インドネシア日本通運 AIRPORT LOGISTICS CENTER
(PT. NIPPON EXPRESS INDONESIA AIRPORT LOGISTICS CENTER)
住所:Soewarna Business Park Block J Lot 12, Bandara International Soekarno-Hatta,
Jakarta 19110, Indonesia