ZMPは11月26日、物流ロボット「CarriRo(キャリロ)」シリーズで、工場内全体の無人化を進めるソリューションを同社のホームページに公開した。
CarriRoシリーズは、搬送作業の省人化・効率化を目的とした、搬送の無人化ソリューション。台車型物流支援ロボット「CarriRo」、無人フォークリフト「CarriRo Fork」、無人けん引車「CarriRo Tractor」を展開する。
それぞれの製品群が高い汎用性を備え連携して動作が可能で、ワンストップで自動化を推進できるのが特徴。クラウドで一元的に管理・制御できるプラットフォームも提供している。販売開始から累計で200社以上の企業が導入した実績を持つ。
ZMPでは、新型コロナウイルスの影響で投資の抑制や延期をしていた企業の多くが、2021年度に向けて物流の自動化投資を再びスタートする動きを見せていることから、今回、導入事例を踏まえて、工場向けに特化した活用シーンをまとめたソリューションを公開することにしたもの。
同時に、これから工場内の搬送で自動化投資を検討する企業向けに提案資料も提供する。資料は一般的な工場内物流を想定し、部品類の荷受けから製品の出荷といった業務での搬送シーンで、CarriRoシリーズ製品の選択や活用で、どの程度の省人化効果を実現できるかが分かるようにしている。
■提案資料
https://www.zmp.co.jp/products/catalog/carriro-solution/factory