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佐川急便/地方自治体とドローンでの複数拠点間輸送実証実験実施

2021年01月27日/IT・機器

佐川急便は1月27日、各地方自治体(香川県小豆郡土庄町、島根県邑智郡美郷町)とイームズロボティクス及び空の駅協議会と協同で、ドローンを使用し離島・山間部で荷物を運ぶ実証実験を行ったと発表した。

<ドローンの機体>
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<飛行風景>
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<佐川急便東京本社オペレーション会場>
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今回の実証実験では、同社東京本社オペレーション会場に設置した遠隔操作ボタンで飛行開始のみ操作し、監視コンソールを使用した上で、着陸まで目視外補助者なしでの自動操縦オペレーションを行った。

また、自治体の人々へドローン教習会(バッテリーの装着・残量チェック方法・機体チェック方法など)を実施した。

<荷物を手渡す様子(島根県邑智郡美郷町)>
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<荷物を受け取る様子(島根県邑智郡美郷町)>
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この実証実験は、環境省の補助金執行団体である環境優良車普及機構の「過疎地域等における無人航空機を活用した物流実用化事業」の一環。今回の実証実験の結果を踏まえ、佐川急便はこれからも持続可能な社会形成に向けて、新たな輸送手段の研究開発に努めていくとしている。

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