明治海運が1月29日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高297億1900万円(前年同期比9.3%減)、営業利益18億2300万円(55.7%減)、経常利益21億9100万円(34.5%減)、親会社に帰属する四半期純利益11億100万円(27.4%減)となった。
外航海運業部門では、前連結会計年度に竣工・取得した船舶の稼働増に加えて、タンカー6隻、バルカー5隻、自動車船1隻の新規稼働もあり、売上高は259億7500万円(12.0%増)、営業利益は33億1700万円(19.4%増)となった。
ホテル関連事業部門では、コロナ禍の影響で4~6月まで休館を余儀なくされるケースも見受けられ、売上高は33億6300万円(63.4%減)、営業損失は17億1200万円(前年同期は11億700万円の利益)となった。
不動産賃貸業部門の売上高は3億7900万円(1.4%減)で、営業利益は2億1800万円(4.2%減)だった。
通期は、売上高400億円(8.8%減)、営業利益19億円(65.1%減)、経常利益19億円(55.4%減)、親会社に帰属する当期純利益8億円(53.5%減)を見込んでいる。
名港海運/4~12月の売上高9.7%減、営業利益20.2%減