ANAホールディングスが1月29日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、貨物収入は国際線が1016億円(前年同期比30.0%増)、国内線が153億円(22.0%減)となった。
国際線では、貨物専用機による臨時便・チャーター便を設定。10月に成田=フランクフルト線、12月には成田=バンコク線に大型貨物機ボーイング777F型機を就航させた。また、旅客機を使用した貨物臨時便を大幅に増やすなど、積極的に需要の取り込みを図った。これらの取り組みによって、第3四半期の収入は前年を大きく上回り過去最高を更新した。