丸全昭和運輸が2月8日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高887億9300万円(前年同期比3.7%減)、営業利益68億1400万円(4.2%増)、経常利益72億8700万円(4.1%増)、親会社に帰属する四半期純利益47億2700万円(27.3%減)となった。
物流事業の売上高は756億5700万円(3.5%減)、営業利益は56億8200万円(7.7%増)だった。新型コロナウイルスの感染拡大で一部の対策製品の取扱いが大幅に増加したものの、大部分の既存貨物の取扱いは減少しており、事業全体では減収となった。利益面では、原価の低減で増益を確保した。
通期は、売上高1270億円(3.4%増)、営業利益93億円(4.8%増)、経常利益100億円(5.5%増)、親会社に帰属する当期純利益70億円(12.8%減)を見込んでいる。
丸全昭和運輸 決算/3月期の売上高0.5%減、営業利益4.0%増