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住友倉庫/4~12月の売上高1.1%減、営業利益6.2%減

2021年02月08日/決算

住友倉庫が2月8日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高1419億7900万円(前年同期比1.1%減)、営業利益79億4400万円(6.2%減)、経常利益103億9400万円(6.2%減)、親会社に帰属する当期純利益64億9400万円(6.3%減)となった。

物流事業全体の売上高は、前年同期並みの1184億4700万円(0.5%増)だったが、新型コロナウイルス感染症による影響に加え、人件費や倉庫施設の減価償却費の増加などで、営業利益は78億9200万円(6.7%減)となった。

海運事業は、新型コロナウイルス感染症の影響で、日本・韓国発の北米向けコンテナは第3四半期に入り輸送数量は回復してきたが、第2四半期連結累計期間での輸送数量の減少に加え、円高の影響もあり、売上高は166億1200万円(11.9%減)だった。

一方で、コンテナ輸送数量の減少に伴う回送費などのコンテナ関連費用の減少や燃料油価格の下落などで運航経費は減少したものの、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い、第2四半期連結累計期間の業績が低迷したことで、3億9800万円の営業損失(前年同期は営業損失2億7200万円)になった。また、今回の第3四半期(3か月)では、輸送数量の回復などで5四半期ぶりに黒字化した。

通期は、連結業績予想を上方修正し、売上高1890億円(1.4%減)、営業利益105億円(5.4%減)、経常利益128億円(5.9%減)、親会社に帰属する当期純利益81億円(9.5%減)を見込んでいる。

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