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エスライン/4~12月の売上高3.6%減、営業利益36.1%増

2021年02月10日/決算

エスラインが2月10日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高361億800万円(前年同期比3.6%減)、営業利益11億7000万円(36.1%増)、経常利益12億7300万円(37.5%増)、親会社に帰属する当期利益8億4200万円(64.9%増)となった。

物流関連事業の売上高は355億3700万円(3.5%減)、営業利益は13億7500万円(24.8%増)となった。

輸送サービス部門では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、海外からの輸入貨物や、国内貨物輸送量が減少する等、取扱い貨物量は減少を続けている。さらには、「緊急事態宣言」の発出により外出や行動範囲も一部制限されたことにより、適正運賃収受に向けた運賃改定交渉や新規営業案件獲得への営業活動が進まなかったこともあり、減収となった。

商品保管や物流加工を行う物流サービス部門では、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、マスクや消毒液、防護服の検品・加工業務や、巣ごもり消費が継続して増加していることにより、菓子類や家庭内で使用する日用雑貨品の保管・配送業務が増加した。また、当第3四半期においては、大手衣料品量販店での部屋着や寝具といった巣ごもり消費関連商品の需要回復を受け、加工業務に持ち直しの動きが見られたことにより、物流サービス部門全体では増収となった。

通期は、売上高465億5000万円(5.0%減)、営業利益11億円(12.9%増)、経常利益12億円(13.4%増)、親会社に帰属する当期利益7億2000万円(76.9%減)を見込んでいる。

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