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エスライン/4~12月の売上高2.9%増、営業利益26.1%減

2024年02月09日/決算

エスライングループ本社が2月9日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高374億6200万円(前年同期比2.9%増)、営業利益6億400万円(26.1%減)、経常利益7億円(26.4%減)、親会社に帰属する当期利益4億4300万円(30.0%減)となった。

セグメント別では、物流関連事業の売上高は368億7200万円(2.9%増)、営業利益は8億9400万円(16.9%減)となった。

その内、貨物自動車運送事業は、貸切貨物の輸送物量は増加したが、特積み貨物の輸送物量の減少を補うまでには至らなかった。このように貨物輸送物量が伸び悩むなかで、人件費や燃料費をはじめとする固定的な輸送原価の上昇分を補うために、燃料サーチャージの収受や運賃値上げ交渉等の営業活動に継続して取り組んできたが、輸送サービス部門全体では減収となった。

商品保管や物流加工を行う物流サービス部門では、過年度に新築した自社保管施設や賃借施設等による増床効果に加え、食品関連(主に菓子類メーカー)の取引先からの商品保管および配送業務の取扱物量が増加したことにより、物流サービス部門は増収となった。

通期は、売上高490億円(1.9%増)、営業利益9億円(8.3%増)、経常利益10億5000万円(1.1%増)、親会社に帰属する当期利益6億5000万円(55.1%減)を見込んでいる。

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