エア・ウォーターが2月10日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、物流関連事業の売上高は402億6000万円(前年同期比5.8%増)、営業利益は22億2500万円(19.2%増)となった。
物流関連事業のうち、運送事業では建材関連を中心に全体の荷扱量が減少したが、新設した集中配車センターによる配送の効率化や軽油価格の低下によるコスト改善が寄与し、その影響を補った。また、M&Aで取得した桂通商の新規連結効果があった。
食品物流を中心とする3PL事業は、スーパーマーケット向けの荷扱量が増加したことに加え、低温物流センターの稼働率が向上し、順調に推移した。
トラック・ボディの設計・架装を行う車体事業は、製作台数は減少したものの、収益性の高い案件を受注したことで堅調に推移した。