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内外トランスライン/12月期の売上高2.7%減、営業利益7.7%減

2021年02月10日/決算

内外トランスラインが2月10日に発表した2020年12月期決算によると、売上高222億900万円(前年同期比2.7%減)、営業利益14億1100万円(7.7%減)、経常利益14億8400万円(6.9%減)、親会社に帰属する当期利益8億5000万円(22.1%減)となった。

日本での売上高は153億4800万円(0.4%増)となり、営業利益は8億6400万円(13.8%減)となった。

日本での国際貨物輸送事業は、輸出混載貨物を主力としている。単体については売単価の高い欧米地域への輸出や、フォワーディングの強化で売上高及び利益の増加に努めた。第4四半期に入り需要が急回復したものの、通期では利益率の高い主力の輸出混載貨物の取扱数量が減少したことで減収減益となった。

海外での売上高は68億6000万円(9.0%減)となり、営業利益は5億7900万円(1.8%減)となった。

海外では、倉庫業で安定した収益を確保している韓国の内外銀山ロジスティクスと内外釜山物流センターの業績は好調に推移した。一方で新型コロナウイルス感染症が未だに収まらずに経済活動の回復が遅れている国や地域もあり、全体として売上高、利益とも減少した。

次期は、売上高240億円(8.1%増)、営業利益16億2000万円(14.8%増)、経常利益16億8000万円(13.2%増)、親会社に帰属する当期利益11億8000万円(38.7%増)を見込んでいる。

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