アマゾン/AI活用ディスタンス・アシスタントを物流拠点配備

2021年02月22日 

アマゾンは2月22日、「ディスタンス・アシスタント」の技術を日本の物流拠点、フルフィルメントセンター(FC)と配送拠点、デリバリーステーション(DS) に導入したと発表した。

<「ディスタンス・アシスタント」導入の様子>
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<「ディスタンス・アシスタント」>

「ディスタンス・アシスタント」は既に米国、インド、ヨーロッパの アマゾンの施設で展開している。人工知能を搭載したこの革新的な技術は、リアルタイムで人と人との距離が確保できているかを表示し、現場で働くスタッフが2メートル以上のソーシャルディスタンスを確保できているか、自ら確認するのに役立つ。

新型コロナウィルス感染症が拡大する中、FCやDSなどたくさんのスタッフが働く現場で、感染症予防対策としてソーシャルディスタンスを確保することが重要となる。この技術は、アマゾンで働くスタッフの就業中の健康と安全を確保するためのさらなる施策となる。

「ディスタンス・アシスタント」は、人工知能、拡張現実、機械学習を活用し、カメラに映る個人の動きを追跡し、周囲の人との物理的な距離を測定する。このスタンドアローン型ユニットは、機械学習モデルを使用して、周囲の環境と人を区別する。深度センサーと組み合わせることで、アルゴリズムが人と人との正確な距離を測定し、モニター上にアラートを表示する。

アマゾンは、「ディスタンス・アシスタント」をFCとDSの人が集まりやすいエリアに設置している。カメラの前を人が通ると、モニターにはライブ映像が表示され、他の人が2メートル以内にいるかどうかをモニターの画面に表示されるインジケーター(円)で知らせ、周囲の人と適切な距離を保つよう、働くスタッフに注意を促すように設計されている。相手から2メートル以上離れている場合は緑の円、2メートル以内の場合は黄色の円、さらに距離が近い場合は赤の円で表示される。

アマゾンジャパンの島谷恒平FC事業部統括本部長は、「当社は常にスタッフの安全を最優先事項とし、たくさんの安全対策を取り入れてきた。このグローバルなイノベーションを日本で導入できることを嬉しく思う。ソーシャルディスタンスを保つことは行動習慣であり、『ディスタンス・アシスタント』はソーシャルディスタンスの確保の改善、また安全慣行を強化してくれるだろう。アマゾンで働くスタッフがよりたくさんの顧客に笑顔を届けるため、今後もスタッフの健康を守る取り組みに尽力していく」としている。

なお、アマゾンはこの技術を一般公開しており、規模の大小にかかわらず、個人や企業は無料でソフトウェアをダウンロードし「ディスタンス・アシスタント」が作成できる。

■「ディスタンス・アシスタント」のソフトウェア
https://github.com/amzn/distance-assistant

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