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トナミHD/ディー・ティーHDと資本業務提携

2021年02月22日/SCM・経営

トナミホールディングスは2月22日、第一貨物の持株会社であるディー・ティー・ホールディングスと資本・業務提携を締結すると発表した。

資本提携では、2月22日付でトナミHDがディー・ティーHDの発行済み普通株式25万6400株を既存株主から相対取引で取得。所有株式数を計35万6400株、持株比率を2.61%(株式取得前は0.73%)に高める。また、ディー・ティーHDはトナミHDへの株式譲渡総額を上限に、市場買付等で同社の普通株式を3月中をめどに取得する。

業務提携では、すでに「貨物自動車運送事業での相互輸送取引」について業務提携を締結している両社の中核事業会社であるトナミ運輸と第一貨物について、資産を共同で利用・開発し、資産効率向上・運営コスト低減を目指す。また、相互の物流情報のデジタル化(DX)を推進し、物流業務の効率化など持続可能なロジスティクスの実現に向けて協働する。

今回の資本・業務提携は、トナミ運輸と第一貨物の持続的成長を見据えたもの。物流業界では、コロナ禍でECが加速する一方、サプライチェーン変化への対応や働き方改革の推進などの課題が山積していることから、新たな資本・業務提携によって「長期的なパートナーシップ」を締結し、経営資源の有効活用を基本とする運営効率の向上・合理化、および生産性の拡大等を共通目標として協働することが、両社の企業価値向上につながると判断した。

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