LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





ヒューリック/物流施設開発に参入、第1弾は江戸川区で2万m2

2021年02月24日/物流施設

ヒューリックは2月15日、東京都江戸川区で物流施設「ヒューリックロジスティクス葛西」の建築工事に着手したと発表した。

<完成予想図>
20210224hulic 520x307 - ヒューリック/物流施設開発に参入、第1弾は江戸川区で2万m2

<周辺図>
20210224hulic1 520x367 - ヒューリック/物流施設開発に参入、第1弾は江戸川区で2万m2

同プロジェクトでは、ヒューリック葛西臨海ビル敷地内の未利用容積(約100%分)を活用し、地上5階建て延床面積2万m2のボックス型物流施設を建設する。ヒューリックによる物流施設開発事業の第1弾で、2022年5月の竣工を予定している。

建設地は、首都高速道路湾岸線「葛西IC」から0.7km、環七通りに面しており、最寄り駅からの徒歩やバスによる通勤が可能で、豊富な周辺人口を有する立地。周辺は、水害に強いとされる江戸川区地域防災拠点に指定されており、BCPの観点からも安全性の高いエリアとなっている。

建物は、地上5階建のボックス型で、1フロアあたりの倉庫面積は3630m2。床荷重は1.5t/m2、柱間隔は10m以上、梁下有効高は5.5m(基準階)を確保する。

各階に事務所スペースを設けるほか、同一敷地内のヒューリック葛西臨海ビルの共用施設(24時間開放カフェテリア、商談可能なロビースペースなど)も利用可能とし、施設利用者の利便性向上に寄与する。

このほか、ヒューリックは千葉県野田市にも物流施設用地を取得済で、同地に2024年竣工予定で延床面積2万8900m2の施設建設を計画している。今後はさらに物流施設の開発を加速する予定。

■ヒューリックロジスティクス葛西の概要
建設地:東京都江戸川区臨海町3-6-2(地番)
交通:首都高速道路湾岸線「葛西IC」700m
JR京葉線「葛西臨海公園駅」徒歩13分
東京メトロ東西線「葛西駅」バス7分
都営バス「江戸川臨海郵便局」徒歩1分
敷地面積(全体):1万9521.44m2
延床面積:1万9923.75m2
構造・規模:鉄骨造地上5階建
竣工予定:2022年5月

関連記事

物流施設に関する最新ニュース

最新ニュース